子どものてんかん
10 発作の救急処置
冷静に。こわがったり、騒いだりしない。身体をゆすったり、口に箸などを押し込んだりしない。発作の起きている間は、薬や水などを飲ませない。あわてて救急車を呼ばない。
意識が戻らないうちに次の発作がおきたり、10分以上続いた場合は病院へ。
小さい発作の場合、見守るだけで何もしなくてよい。
大きな発作の場合、安静にし、安全な場所に運ぶ。頭の下に柔らかいものをあて顔を横に向ける。ベルトやネクタイなどをゆるめる。発作が終わり意識が回復するまで必ず誰かがそばにつき見守ってあげる。