赤ちゃんの夏の過ごし方
- 涼しく、快適に過ごすためには
- 室温の理想は25〜28度です。また、室温と外気温との温度差は5度以内を一つの目安にして下さい。ただし、真夏日は赤ちゃんが快適に過ごせるように、外気温との差5度にこだわらず柔軟に対応して下さい。
- 赤ちゃんは体温調節機能が未熟で汗っかきです。暑いと機嫌が悪くなったり、汗をたくさんかいて脱水症やあせもになることがあります。
- 暑い日は我慢せずエアコンを利用して下さい。
- エアコンの風は赤ちゃんに直接当てず、室温は赤ちゃんの寝ている顔の横で確認します。
- 脱水症に注意
- 汗をたくさんかくから脱水症が心配ですが、水分補給はおっぱい・ミルクのみで大丈夫です。水分不足になると、機嫌が悪くなったりおしっこの色が濃くなるので、汗をたくさんかいたあとは様子を見ながら欲しがるだけ与えます。
- 湯冷ましや麦茶を頑張って飲ませる必要はありません。
- 日焼け対策
- おでかけは、午前中や夕方の涼しい時間を選んでください。帽子をかぶり、風通しのよい涼しい服装をしてください。
- まだ赤ちゃんの肌は敏感なので、なるべく日焼け止めを使わないのが基本です。お母さんが日傘をさす、日陰を選んで歩く、通気性のいい素材の長袖や長ズボンなどで日焼けを防いでください。
- どうしても日差しが強い時間帯にでかけしなければいけないときは、日焼け止めを使って下さい。その際には、使用可能な対象月齢を確認します。
- あせも対策
- 汗をたくさんかくと、汗腺が詰まって炎症を起こし、あせもになります。
- あせもができたら、エアコンや扇風機を使ったり、おふろやシャワーで肌を清潔にするなどのホームケアをして様子をみます。
- 2〜3日しても治らない、かゆがって機嫌が悪い、あせもが広がっている場合は受診しましょう。