インフルエンザ予防接種の予約開始
接種は10月3日(土)からです。接種回数は1〜12歳2回、13歳以上1回です。接種費用は1回目4000円、2回目3000円です。
Q&A
(1) 4種類が含まれたワクチンになりました。
昨年までのインフルエンザワクチンは、インフルエンザA(H1N1)亜型とA(H3N2)亜型、B型(山形系統)の3種類が含まれたワクチンでした。ところが、昨年のインフルエンザB型の流行は2系統(山形系統とビクトリア系統)のウイルスが混合していました。そこで、今年よりこれまでのワクチンに、B型(ビクトリア系統)を加えた4種類が含まれたワクチンになりました。
そのため、接種料金が昨年よりも高くなりました。
(2)予防接種すればインフルエンザにかからないのですか?
はしかなどの予防接種とちがって、インフルエンザの予防接種の効果はそれほどよくはありません。昨年までの有効率は1〜6歳で20〜30%、小学生では50%、さらに1歳未満ではさらに低いようです。インフルエンザの予防接種を受けてもかかってしまう場合がありますが、重くならずにすむと考えてください。
(3)予防接種すれば「かぜ」をひかないのですか?
インフルエンザと「かぜ」は別の病気ですから、インフルエンザ以外の「かぜ」には効果がありません。
(4)予防接種の受け方
予防接種は10月から11月に1回目を受けましょう。それから2〜4週間後に2回目を受けます。予防接種を受けてから2〜3週間たって効果が出てきます。12月から流行することもありますから、早めに受けましょう。
(5)卵アレルギーの赤ちゃんは予防接種ができないんですか?
ワクチンを作るのに、まず、インフルエンザをニワトリの卵に入れて増やします。増えたインフルエンザだけを精製し、卵の成分をできるだけ除きますが極微量の卵の成分が残っています。そのため接種できないこともあります。
(6)予防接種を受けたあとの注意
いつもの通りの生活をしましょう。入浴もいいです。ときに熱が出たり接種部位が赤く腫れたりすることがありますが2〜3日で治るので、心配ありません。