プール熱
プール熱の正式な名前は咽頭結膜熱です。原因はアデノウイルスです。幼児や小学生がかかりやすく、夏にプールを利用する子どもたちの間で流行するので、俗にプール熱と呼ばれています。
潜伏期間は5~6日です。急に39度くらいの熱が出て、のどが痛くなり、目が充血し目やにもでます。熱は3~4日続き、腹痛、下痢、咳などが出ることもあります。これらの症状は1週間くらいでなおります。
高熱でつらいときは解熱剤を使い、目やにがひどいときは目薬をさします。症状が消えても、2~3日は保育園、幼稚園、学校は休ませます。